昨日は不快指数の噴出で、最近ムカつくものを10コあげてみたけど、涼しくなるどころかプンスカ余計に腹がたってしまいました。なので今日は最近うれしかったことをあげてみたいと思います。
おねしょで通っていたお子さんが見事にそれを克服できて、心配していた林間学校もたくさんの楽しい思い出ができたと、お母さんからお喜びのお便りをいただきました。彼も自分で何とかしたいとお灸を頑張ったもんね、僕も本当にうれしいです。ガッツが湧いてきました。
おねしょは「夜尿症」といって、6歳で10人に1人、14歳で50人に1人あるといわれています。赤ちゃんの頃から引き続いている一次性夜尿症と、排尿機構が完成したあと起こる二次性夜尿症に分類されます。中にはわずかですが尿路の炎症や、てんかん性の脳波異常等が原因のものもありますが、そういった問題のない大部分のケースは何をしなくても思春期頃までには治ります。でも、子どもには子どものプライドがありますから、何とかして早期に解決してあげたい症状です。
小児針や鍼灸治療は夜尿症について、抜群の治療実績があります。WHO(世界保健機関)で認められている
鍼灸適応症の中にも、夜尿症が入っています。
当院ではお子さまの年齢にあわせて刺激量や使うツボを変えています。治療効果を重視するあまり、あまりキツイことをやってお子さまを怖がらせてしまうと、別なストレスになってしまうと考えるからです。はじめは経絡やツボの周囲を小児針用の器具で摩擦します。あるいは火が直接皮膚に触れずにポカポカと温かい温灸をします。いずれも受けていただくと気持ちのいい刺激なので、慣れたお子さまになると余裕綽々の面持ちで自らベッドに上がります。また、夜尿症に効くツボにギンリューという銀のツブのついたシールや、皮内針を貼り付けて長時間ツボを刺激することもあります。
お子さまのおねしょでお困りのお母さん、気軽に当院にご相談下さい。
吉本鍼灸治療院